Minotteの役割(不妊編)
10月にMinotteがデビューしてからの出来事
前回のコラムに対し、多くの方が共感し下さり、改めて『みんな同じ苦しさを味わって、今の幸せに至っているのだな』と感じました。
ありがたいことに、10月1日に発表したMinotte商品は既にたくさんのご家族の元へお届けさせて頂いています。自分用に、妊娠したお友達や家族への贈り物に、ダイエットに、はたまた筋トレにはまっている男性にもご愛顧いただき、感謝しかありません。
現在の不妊治療者の多さ
10月のデビュー以来、男女・年齢に関係なく沢山の方へMinotte商品の説明をする機会が増え,「不妊」「ホルモンの乱れ」について様々な方とお話をしていく中で私が驚いたことは、不妊治療経験者の多さでした。
「私の妻もずいぶん長く不妊治療をしていたんです。これがもしその当時あったらなぁ」「私も不妊治療をしていたけど、つい最近諦めたところでした。もう一度頑張ってみようかなと思えました」
など、こんなにも多くの方々が悩まれている問題に対し、なぜもっと支援するものがないのかな、と改めて疑問を感じました。
不妊治療に対するイメージ
国からの助成金の幅が広がったり、多くの芸能人の方が「不妊治療をしている」ということを公にされていることで、不妊治療に対するイメージも少しずつ変わってきているようにも感じる今日この頃。それでもまだまだ打ち明けにくいトピックス。
私自身もかつて「不妊治療をしようかな」と家族に打ち明けた時に、ものすごく反対されました。きっと「そんなに頑張らなくていいよ」と言いたかっただけなのでしょうが、「試験管ベイビー」という言葉が過去あったからなのか、「そういうことは間違っている」と怪訝な顔をされてしまったのです。深く傷ついた私は、若くして不妊治療をし可愛い双子を出産した友人に連絡をしました。すると彼女は、このように言い切ったのです。
「子供ができるプロセスなんて関係ないよ。産まれてきてから育てる条件はみんな一緒。生れてきた子にかける愛情や苦労は全く変わらないんだから、不妊治療に対して負い目を感じる必要なんて全くないよ!」
Minotte商品パッケージ
そんな経験から、絶対にこの商品は「人に見せたくなるような」「心がウキウキするような」ものにしたいと決めていました。
Minotteという名前、「沢山の方々の切なる想いが実りますように」、そして「そのために私たちも全力でサポートしますよ」、という気持ちで多くの候補の中から選びました。
「人に言いにくい」ことではなく、「こんな商品でたよ!一緒に食べよ!」と旦那さんやお友達と話すきっかけになればいいな、そんな想いで決定していったデザインやカラー。
人工授精・体外受精で産まれてきた子供たちもそうでない子たちも,親からの愛や希望をたくさんうけてこの世の中に来ることに間違いはない。不妊治療者数458,101人(2019年日本産婦人科学会データより)とされている今「子供ができにくい」に負い目を感じる時代はとうの昔に終わったのです。
Minotteがあなたの背中をそっと押すことができる商品となりますように。
今回は不妊治療のお話でした。
※”Minotte“とは変化の多い大人の女性に寄り添う、フードブランド。妊活中・妊娠中・産後のお悩みを、 Minotteの考える必要な栄養素+Minotte の考える効果的な漢方素材+Minotteの考える食べ物としての美味しさ・楽しさ で解決してもらえるようにという願いを込め作られました。